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PLATINUM MOON
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作詞 卓弥 |
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どうしても眠れなくて 机に向かって
書き残していた 手紙を広げた
静かで涼しい夜
少し寒い夜
全てが満たされて 満たされて歩いた昨日
そんな時間も過ぎて 深く淋しい今日
この夜空は僕が想うほど 大きくはないんだろうな
この「世界」と云う括りの中で 出来る事は少ないんだろうな
書き連ねていた手紙の宛て先 まだ思い付かない夜
手を止めて窓を見上げる 月が 綺麗 だったから
何気なしに開けた 思い出が詰まった
遠い遠いあの 日々が映ってる
輝き過ぎていて
眩しすぎたよ
真っ暗と言えば嘘になる 月明かりで明るい窓
それが仄かに心地良くて このまま....ずっと続いて
閉じられたアルバムの中では 無邪気に笑っているけど
時間に流されていく内に 灯りは消えてしまった
書き連ねていた手紙の端っこに 落書きしているような今も
どこかで眠っているのかな あの日 共に 笑っていた人
あの月は僕が想うほど 小さくはないけれど
この手に収まってしまうような その姿は綺麗で
いつまでもいつまでも ただ見つめていたい
時間の流れを止めて ずっと見蕩れていたい
その白い輝きに いつしかあなたが浮かんで
書き連ねていた手紙の宛て先 やっと思い付いたんだ
優しいあの笑顔が浮かぶ 月が 綺麗 だったから
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