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DECISION
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作詞 卓弥 |
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寒空に見下ろされた 今にも枯れそうな花
咲きほこる日々も虚しく 愛を見失う
痛いくらいの傷痕が 見えても笑っていたのに
何も無い静寂で 深く泣いていたの
嘘も付けないくらい 真っ直ぐ向き合っていた
別れ道を行くと決めた 雪の降る寒い夜
後悔は無いと振り切っても まだ引きずる傷
終わりの近付いた空
君の泣き顔 浮かべて気付いた まだ忘れられない
濁る涙色の空
行く先も見えなくて その日々が心地良くて
二人を包む未知の霧 無邪気に笑っていた
嘘が付けないくらい 酷く縛っていたのが
今になって痛いほどに 理解した孤独な夜
優しさが見えないと笑った その目に涙浮かべ
言葉の意味を知った時
思い知った 締め付けられる胸 まだ忘れたくない
雪に埋もれる前に
答えは無い 誰も教えてくれない
凍える手を握ってあげるべきなのか
何も出来ない 無力を知った苦悩も
全て投げ捨てて そこへ走るだけしか
嘘も付けないくらい ただ君を追い込んでいた
同じ道を行きたいと願った 雪の降る短い夜
別れの言葉は 嘘だと言わせて
まだ見えないけれど その傷を癒したい
泣き腫らしたまぶたの奥に まだあるか分からないけど
今は泣いて良いよ
交わした時 嘘偽りの無い 傍に居た日の君を
もう一度守りたい
この季節に全て委ねて 思い出をかき消されたとしても
それまで離さないから
涙消せるまで 傍に居させて ずっと離したくない
二人歩いた時の 続きを見たいと
告げた 雪の降る夜
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