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EMPTY SKY
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作詞 卓弥 |
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鳴り響く足音に耳を奪われる
もう何年か振りに歩くこの道
心さえ満たされればそれで良いのに
何度も思い出そうと景色を探る
微かに揺れて暖かい微熱を抱えて
今立っているのは程よく寒い明け方
ねぇ過去の自分 あの時もこうして
余韻に撫でられ不思議な感覚だったね
陽が顔を出してく 記憶が溶けてく...
探していた僕は何処へ 隠れたのだろう
Memory is brought back with a wind.
But, A wind steals memory.
見渡していても 見当たらないから
ただ見上げていた 空虚な空
歩は進めているのに 進まない何か
深く悩んでるのが馬鹿みたい
側の影に 問い掛けて 返って来るのは空返事
最後に信じられるのは ただ一つ心の中に在る...
愛しい筈の 熱を忘れて 吹き抜ける冷たい風
塞ぐ術も忘れて 耐えてる
I am continuing loving, without forgetting you.
夢はいつでも 根拠の無い景色
こんな映画に 何の価値があるのだろう....
そんな押し付けがましい夢に
突然に『君』が現れたとしたら
全て忘れて夢中になりその声に
耳を傾けながら心を委ねるだろう
何処に居るのかも分からない声の主
音色すらも忘れかけているというのに 今も
漠然と耳元で あの時の様に
優しく暖かい声が聞こえ続けている
今日がまた始まる 昨日が消えてゆく
その中に埋没した あの日が見えなくて
Memory is brought back with a wind.
But, A wind steals memory.
見渡していても 見当たらないから
まだ見上げていた 茜の空
偶然を装って 君に逢いたい
言葉を選ぶなんて馬鹿みたい
留まって 待つのが普通に なってしまっていた
君を信じる前に 何よりも自分を信じなかったら...
どんな言葉も 其処まで届かない そよ吹く風の如く
忘れられてゆくだろう 無情に
小さな約束 それがとても小さ過ぎて
交わした君でさえ もう憶えてはいないだろう
ah どうして人はこんなにも忘れ易く
心を締め付ける程に 一つを憶えているの?
雲は流れているのに 何故僕は進まない?
もう歩き疲れたんだろう
すがり付いてた 見えない君を 忘れたら何も 残らなかったんだ
歩を止めてたとしても 進みゆく時間
深く悩んでるのが馬鹿みたい
空の雲に 問い掛けてみる 「そんな空で退屈じゃない?」
何と無く返事が 聴こえた気がしたんだ 『何も無い空だから 漂える』
あぁそうか。って 納得した気で 静かに歩き始めたんだ
どうして僕の側には "君"が居ないんだろう
その疑問に答えが見えたよ
君と言う 儚い幻 想う事が幸せだったんだ
見えない君を 想像の君を
僕だけの都合の良い "君"を...
I am continuing loving, without forgetting you.
So, I walk again and go...
Under the empty sky.
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