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TANGLE
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作詞 卓弥 |
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直接は飽きた、って
受話器越しがいい、って
告げられた時 理解出来ずに 戯けて笑った
焦りが滲み出ていた
こんな脆い僕には どうしても君が必要で
唯一の存在でいたから...
深い深い憂鬱に 飲まれていた時も
隣同士で話す度 心が晴れていったよ
薄暗い雲に 覆われていた空の下
君の声が聞こえたら 悪くないなと思えた
心を変えてくれた人 優しくしてくれた人 なのに
いつからか素っ気無く 声をくれなくなって
気づいたら離れ離れ
話が長くなるなら
もう明日にして、だなんて
告げられたあの日 苦し紛れに 問い掛けたね
日の変わった直ぐにでもいい?
溜息一つ聞こえて 君は「おやすみ...」を残して
プツリと二人を絶った...
何度も話した お互いの思い出達
偶然に重なる事 共感を喜んでいた
薄暗い雲に 覆われている空の下
君の声が聞こえない今 どう歩いて行けばいい?
明日を迎える度に 不安を駆り立てられる my mind
でも愛するこの気持ちは 変わらないままだよ
気づいてほしいのに
優しかったあの瞳は その色を失くして 虚ろ
氷った様に冷たく 何も届かなくなって
その笑みにもう 逢えない
せめて目を見て
君と話したい、って
告げてみたのは 君の中に まだ僕が居るかを
知りたかったからだった
儚く弱い問い掛けは 君に届くことはなくて
悲しみが反響する...
直接はもう無理、って
受話器越しで許して、って
苦しそうな その言葉に 胸が痛んだ
糸は縺れ始めていた
こんな脆い僕でも 守りたいと思えたのに
唯一の存在でいたのに
最後幕を閉じるのは 残された僕一人
静かに去った君を他所に...
bye bye....
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