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EGO HAPPINESS
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作詞 卓弥 |
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何の為に思いやり 何の為に気遣っていたの
浮かび上がる疑問符 愛しい筈の君に感じた...
欲しがれば差し出し 煙たがるなら身を引いて
用意周到な様子を 嘲笑うかのように忘れ捨てる 君
強く愛しく焦がれたあの日
何もかも賭けられると感じて
捧げたはずの愛情の見返りに
貰ったものは 「愛」じゃなく君のエゴ
強く目を塞いでも 溢れ出る
抑えることの知らない君の本能
これ以上そらしていたら
綺麗な君も見えなくなりそう...
嘘でも良い 「綺麗な」嘘演じて...
「どうしたの?疲れたの?」何気無く気を遣う素振り
俯いたまま君は 僕に目を合わせさえしない 想いも汲まない
肩寄せ合って語り合ったあの日
唯一の幸せを掴めると信じて
捧げたはずの僕の全ての事を
重過ぎると拒んで 耳を塞いでいる
強く目を塞いでも 溢れ出る
短い日々の中で過ごした幸せな時
無駄にしたくなんかない
嫌われたとしてもまだ縋りたい
あの頃と同じように 笑ってみせて...
もう一度 この僕に盲目になって...
血眼になって君の後を追う
君の目に止まるように 文字を残す
例え君が気付かないとしても 忘れているとしても
君を追いかけるだけで「幸福」だった
例えそれが不本意な形でも 僕のエゴだとしても
利己的な君の本能と相殺できる
それで「幸せ」さ...
刻まれた時間が 教えたのは
近づくよりか離れた僕らの距離
これ以上追いかけていたら
また一周して君に出逢えるかな...
都合の良い 作り話に逃げよう
強く目を塞いでも 溢れ出る
一番流したくなかった味の涙
短編的だった二人の似非の恋
せめぎ合い破裂したエゴが幕を閉じた
あの頃と同じように また笑い合うには
君の前に恥を捨て跪き
全てを捨てるしかない...
その選択すら 僕のエゴさ
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