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ANOTHER SEASON
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作詞 卓弥 |
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始まろうとしてる寒い季節
少し長い休みになった君と僕
並んでる写真 眺めてゆけば
短かった気もしてくる 不思議さ
生憎の雨だねって言って 残念そうにする君
一つ消えた約束事に 虚しくなったのは僕も同じ
目の前には 旅立ちと別れの式があって
その先では 僕ら別の道を 歩くことになるだろうけど
理解出来ない
ずっと近くに居れたのに
ねぇ 寒い風が吹いてさ 目の前の君を 忘れてしまったとして
ねぇ 君は僕に 気付くだろうか? ah...
こんな弱くて忘れがちな僕を
変わらない 穏やかな日々を
尊い時間だと感じながら君と歩く
この通りなれた道にも もう
季節相応の雪が 白く染めて
何気無く君が口にした 恋人たちの話
「泣きながら抱き合ってた」感動的な場面だね
躊躇無く言う悩み事や相談話を
策を出せず 相槌だけで済ませてしまってるのに
何故なんだろう
今まで以上に君想ってるんだ
ねぇ 今ここで抱きしめたり 突然に走り出してしまったとして
ねぇ 君は僕を 違う目で見るだろうか?
明日は会わないでおいたり アレは言わないでおこうとしたりとか
自ら距離を離してまで 何故気付くのが怖かったのか
どうして?
好きだと言えない?
止めど無く降り続く 雪が不意に ポツリと止んだとしたら
きっと 恐れるだろう 君を失くしたんだと思って
切り出せない 特異な想いを温め過ぎて
ねぇ 勇気を振り絞って せめてこれだけ 聞いてみたんだよ
ねぇ 明日また会えるかな? ah...
返答は屈託無い笑顔の君で
ねぇ その日が最後になって 一切君に 会えなくなるとして
ねぇ 寂しいのは 君もそうかな?
答えは聞けないけど
ねぇ 寒い風が吹いてさ 目の前の君が 消え去ってしまったとして
ねぇ 君は僕を 覚えてるのかな
季節が移り変わって 別の賑わいに溶けていってしまったらもう
君の中の僕の影は アルバムの中の小さな写真だね
それでも
嫌いになんてなれなくて
君が彩る季節の隅 別の愛を見つけた時
どうか咲かせて 忘れて
僕は君と...
笑い合った日々を 忘れない
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