|
|
|
Another encounter story [This is the ANSWER]
|
作詞 卓弥 |
|
必然って 言葉は大嫌い
知りもしないのに 押し付けがましい
未知数の中で出会えた偶然は
宿命じゃなく 誇らしい運命だろう
なんてね 文字綴るのは容易い
だから 詐欺なんてのが在るワケで
幸せ 言葉で示すのは簡単だろう
今 僕が起こす文字たちに意味はあるのかな
筆を止めて 模索する今も無駄なのかな
今ではやった時間さえ 無駄に思えるあのゲーム
でもその時間で培われたスキルが 細胞みたいな小ささで 得たかもしれないって
意味を与えてみても
虚しかった
流れに合わせるのは苦手だったから
絶対に流されないようにしてた
他人に合わせることが嫌で
いつだって小さな自分を信じた
男子同士の恋だって 彼が可愛いければ 全然アリで
履いてるジーンズが色褪せてても 気に入ってるから構わない
とは言っても 独りよがりは寂しい
誰も 同調してくれないからなのか
だとしたら 本当に笑えないから
自己満足で 書き殴り連ねた 根拠無いストーリー
『主人公は あるカフェで昔の彼女に出会った...』
迷い つまづき 嘘を重ねて 汚れ
濁る 涙 越しに見えた空 Ah...
『「また逢ったね 久しぶり元気にしてた?」
「.....馬鹿。」と 涙声で言った君は 変わらず綺麗でした
「馬鹿はどっちだ?」格好付けて言った僕も 泣いてました
もう 逢えないと思ってた
導いたのは 誰ですか?
もう 離さないと抱きました。
彼女の匂いは懐かしいのでした。』
『「たくさんの人に出会って来たよ」
何にでも愚痴るその人は
下手な妄想 書き下し 他人に耳を貸さなかった
我儘な恋する乙女は
都合の悪い事は 全て他人の所為に』
長い 永い 眠りから醒めた
長い 永い 文字の羅列を
辿り 渡り 此処まで来たんだね
『相変わらず 泣き出したら止まらない君と
相変わらず もらい泣きの激しい僕とで 幕を閉じよう。
幸せな 出会いの物語。』
弱い 僕が 書き綴った
長く 短い 二人の邂逅
ありきたりな 出会いの物語
小さい けれど これが 『答え。』
|
|
|