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邂逅 ~The cafe of waiting~
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| 作詞 卓弥 |
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陽射しの薄い 曇った朝
寝間着のまま 玄関を開く
新聞紙も入る予定の無いポストに
見知らぬ便箋が ポツリと
「夕方 街のカフェで会いましょう」
不穏極まりない 誘いの文章
破り捨て トースト加えながら
退屈な今日の予定を立てる
着替えて 歯でも磨いてたら
直ぐに午後を過ぎて
お昼時 どうせなら街へ行こう
鞄持って 玄関を出る
フォーク片手に パスタ絡ませ
一人寂しく済ませる食事が
いつからか心地良くなっていた
軽くJAZZ流れるこの店で
オシャレな雰囲気楽しんだら
本でも買いに行こうかな
休日の街を歩いた
日も暮れて夕方
あの手紙の内容思い出す
破り捨てた朝から 忘れられない
約束のカフェの前 興味本位で立ち寄って
窓際 カウンターに座る
「君」と目が合い 動けない
そうかアレは君からだったのか
思い出す遠い過去を
君と過ごした古い過去を
もう何もかも忘れた筈 だったのに
僅か7秒 静止の中
目を逸らしたのは僕だった
だけど足は動き出し 君の元へ向かう
凍り付いた過去 溶け出し
再び結ばれた 君との邂逅
導いたのは 誰ですか
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