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浜昼顔
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作詞 卓弥 |
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朝方 澄んだ空気 吸いながら
淡く青い 仄暗い空の下
一人歩く ひと気の疎らな
居心地の良い風が 何故か孤独感強めた
あとどれくらい引きずるんだろう
過去の記憶
もう 忘れていいんじゃない?
自分で自分に言い聞かせ
訳もわからず涙が出た
全部 後悔に終着
君が消えない 消したい どっち付かず
昨日より今日大きくなる あの日の君の声
誰が悪いとか あの時 ああすれば良かったとか
忘れることも忘れて 過去に向けて文句を 吐いた
波音だけ 唯一響く浜辺
淡く青い 仄暗い空の下
一人歩く ひと気の疎らな
冷たい海の風が やめておけと拒んで....
終わらせようとした 自分自身を
海に投じて
でもやらない 風の所為にして
本当は普通に怖いだけ
できるなら 戻りたい
君が 隣に居た時に
ねぇ 消せない 11桁 繋いでもいい?
答えは解ってるけど せずにいられなくて
繋がらない 音声だけが 耳元に響いた
聞きたい君の声はもう 聞けずに旅立つのかな....
十数年の人生で 後悔は多かったけど
自分を終わらせようなんて 毛頭無かっただろう
一時の悲しみを抑えて
浅瀬でぽつり立ち止まった
足は濡れて 足を止めて
涙だけが溢れ出した
君を消せない 消したくない 側に居たい
昨日より今日大きくなる 大好きな君の声
もう一度だけ 一度でいい 素直に向き合いたい
忘れることを忘れて 君に向けて引き返す
まだ此処に来るのは 早いだろう
君と来たいんだ この海へ
朝日が 澄んだ空気 おびながら
淡く青い 水面の向こうから
一人駆ける 背中照らした
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