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MIDNIGHT like DAYTIME
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作詞 卓弥 |
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冷たい夜更け 排気音もしない静寂
月が雲の隙間から覗き
何気無い 夜を俯瞰する
眩しい 陽が登る前に
辿り着きたい あの場所へ
ただ一目散に バイクに跨った
凍てつく冷気に打たれながら
朦朧とする意識の中
ただ走る あの日を思い出し
帰りたいと 唇噛み締めた
いつからか忘れ 孤独に身を委ねていた
月が雲の隙間から覗き
独り走る 俺を嗤っていた
忌々しい 今を振り切って
辿り着きたい あの場所へ
ひと気の疎らな 夜道を飛ばした
輝く灯りに照らされながら
本当は暗い 午前の世界を
ただ走る 今は空だから
背負う荷は 何も無いのだと
(Runs through midnight like daytime.)
静かに確かに込み上げてくる
小さな喜び 悲しみ 微かに
不確かで けれど震える
重力を 強く感じている
流れる景色と別れながら
暗い過去は 忘却の彼方へ
ただ走る 全てを還すため
真昼の様な 夜を駆け抜けた
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