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片羽根の蝶
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作詞 卓弥 |
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等しく訪れると言うなら
受け入れただろうか?
理解できるとも思えない
理不尽な要求
否定が罷り通るのならば
避けていられただろうか?
前触れなく訪れた
尊い魂の喪失
理性を殺し眺めていた
悲しみも感じれない 蒼白な表情
底無しの悲しみに
叩き落とされた
蝶は力無く羽根を休め
降り注ぐ痛みに 洗い流される
そっと...
優しく包み
あなたを抱き上げ
羽根を傷付けない様にと
私も同じ傷を負う者
故に解る この辛さを
あなたを見つけられない
涙に塗した感情を
理解したいとも思わない
行き場の無き感情
否定が罷り通るのならば
知らずに目を背けていた?
哀願を失くして知る
自分の無力さを
理性を殺し眺めていた
悲しみも感じれない 蒼白な表情
頬をそっと撫で寄せる
いつの日かの様に
蝶は力無く息を引き取り
残された残命に 虚無を与える
いつか...
優しく抱き
あなたに微笑み
希望に満ちたあの空はもう
二度と見れない もう二度と
時が冷徹に 風化させる
「私が何をしたというのですか?」
響く筈も無く...
目の前にあるのは 儚く散った 片羽根の蝶
虚ろ目をむき眺めていた
目覚める事のない 永久の眠りを
底無しの悲しみに
叩き落とされた
蝶は力無く羽根を休め
降り注ぐ痛みに 洗い流される
そっと...
優しく包み
あなたを抱き上げ
羽根を傷付けない様にと
私も同じ傷を負う者
故に哀しい 最愛の死
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