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闇雲に捧ぐ愛
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作詞 卓弥 |
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一つの年が 幕を閉じてく様に
小さな想い 幕を降ろしてゆく
今日は特別な日なのかな
いつもより きらびやかな 街を見た
普通に過ごして 普通に忘れてく そんな日常が怖すぎた
ありもしない 虚像に愛を捧ぐよ
そうやって 忘れたい
閉じた瞼 零れ出る 悲しみに心打たれ
止まらない涙に溺れながら
偽物の感情と踊って
偽物の 愛を知る
僕が創った 姿の見えない君は
僕が忘れたい 悪霊のようなもので
思い出したくなんかない
去年の空を 思い出そうとして
そっと見上げる 粉雪落ちてくる空を
今日は君を思い出し過ぎて
いつもより 泣きたくなる たった一人
何気に過ごして 何気に過ぎる日々 空白にも似た日常
見えやしない 未来に強く願うよ
君の中に 僕がいるよう...
君を知ると 傍らで 嫉妬を背負うように
最初から会わなければ良かったと
後悔と悲壮の裏側で
本当は 愛してる
過去を忘れたくなるほど 弱りきった気持ちのままなら
繋がる命を断ち切ろうとしたけど 過去と言う思い出に
助けられたよ
今日だけでも 会えたら....
幾度過ぎる 日々の中で 明日が来なければと
夢中で忘れようと 眠って
君を忘れられないと 泣いて
閉じた瞼 零れ出る 悲しみに心打たれ
止まらない涙に溺れながら
偽物の感情と踊っても
本物の 愛は知れない
降り続ける 雪をそっと 手のひらにつかまえて
「僕の想いもすぐ 溶けますか?」
偽物の日々を忘れて
本物の 愛を知る
小さな想い 芽を出してゆく...
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