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夢中姫
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作詞 卓弥 |
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相変わらず悩み抱えて
戸惑いうろつく そこは夢の中
薄らと映る物は ぽつりと消えてしまう
薄暗い景色で ぼや付いた視界の中
今も脳裏に焼き付いた あの綺麗な顔
僕の小さな想像の中に 迷い込んだ君は
隣にやってきて 優しく微笑んだ
君に会えた事で とても嬉しかった
でも何も変わらない だってここは 夢の中
僕の少ない記憶で 小さく生き続けるだけ
それでいいのなら 許されるなら
どうかずっと 生きていてほしい
割と孤独な僕だから
寄り添うって言葉に 慣れてなくて
愛せる人なんて 出来ないと思ってた
描いた事が 夢として成せるなら
愛し合うという事 描き続けるだろう
だって一時の夢の中に 現れた君が
例えようも無く 綺麗だったから
君に会えたけれど 次はいつになるだろう?
あの姿のままの 君には もう二度と...
僕の少ない記憶じゃ もう会うことはないのかな
夢を彩った 笑顔が離れない
もう一度 会いたいよ
幾度目かの夢の中で 相変わらず薄暗い中で
膝を抱え込んだ 小さい僕に
触れられた 小さな手は....
「ねえ どうしたの 泣いているの」
聞き慣れない声の主は 綺麗だった
夢で君に会ったのは 運命かも、と感じた
でも何も変わらない だってそこは 夢の中
僕の小さな記憶で 偶然出会っただけなのだろう
それでもいい またいつか
君がいいなら 会いにきてよ
その時も隣で 微笑んでね
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