|
|
|
予感
|
作詞 卓弥 |
|
初冬香る 風の 音に隠れて呟く
「音はずっと鳴り止まない」
夜明かし 慣れない 眠気と葛藤
そんなに悪くない 道 暗いのが嫌なだけ 怖いだけ
心無い風は 心無くすため 強く吹いて
戻れない重い肩に 無情にもたれて
「肌身離さず連れてって」
行く道 一つだけ遮った
幾つもあるからと 引き返すことも出来ないのに
有無を言わず はばかりも無く ただ拒んだ
この向こう側 行く末を
見据えて 駆ける それは盲目
けれど 拭えない 今日の声が
不安呼ぶ 予感を 感じます
息と 息が 重なる頃に 理性
殺されるの 愛するゆえ 離れられない
風よ 闇よ さらってほしい 寒気
他でもない 愛をください 求め続ける
この間の 約束を
忘れるほど 軽くはない
ただの 独りよがりの 片想い
それでも 彼女は 受けとめた
欲しがる汚れを 疎まずに
抱きしめ 愛でる それが嘘でも
その優しさが 嬉しかった
今までも これからも
要らないから 捨てた 記憶が
今日の声に 変わり消える
けれど 拭えない 今日の傷が
塞いでくれる 予感がします
|
|
|