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窓付き
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作詞 卓弥 |
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震えた身体 揺らぐ記憶 その他諸々
全てが私を苛めました
脆くて弱い 情緒不安定
救いようのない 失望 ベッドへ逃げる
人が徒党を組むのは何故?
群れないと働けない残飯処理者(ハイエナ)だから?
儚い夢 見るのは何故?
今を生き抜くのが 怖いから
浅い眠りが 覚めないのは
導く夢が 美しいから
死んだように 暗すぎる
この部屋も また 苦痛を煽る
唯一 照らす 無意味 窓付き
白昼夢を お散歩気分 苦し紛れに
全てを赦す振りもしました
細くて鈍い 多情多感の
例えようのない 虚無を 夢へと棄てる
獣が月夜に吠えるのは何故?
孤独な宵を泣いているの?
ありふれた夢 想うのは何故?
明日を見るのが 怖いから
紅い水面が 映し出すのは
切れない罪と 背負う十字架
あやすように 語りかける
あの笑顔は もう 灰と化して
無力 思い知る 声を嗄らして――――
溢れる罪悪の温床を
見つけたのなら 振り解け
清々しい明日へ 往きたいなら
盲目でもいい 一歩踏み出せ
若き故の過ちは 時間が癒してくれる
背負った悪夢 覚ますのは
他でもない自分だから
浅い眠りが 覚めないのは
導く夢が 美しいから
死んだように 暗すぎる
この部屋だって
窓の明かりが 注ぐから
紅い水面が 映し出すのは
切れない罪と 背負う十字架
あやすように 語りかける
あの笑顔も いつか
自分を癒した 最愛と叫べる
声を嗄らして 声を嗄らして―――――
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