ご自身で作詞された歌詞を「うたまっぷ」で発表するコーナーです。皆さんのご投稿をお待ちしております!
無料歌詞検索・うたまっぷトップへ
 人気投票
 コメントを書く

無料歌詞検索・うたまっぷトップへ

ホワイトホール
作詞 卓弥
四畳半の隅 縮こまる私
包み込む たった唯一 毛布の温もり
弱い僕だからと 君は残し
守れないよと 出て行ったね
張り裂けない 心の強さは 
誰にも分からず 空回り
頼り飽いていても 独り歩き 怖くて

今宵 窓の向こうで 落ち逝く 純白に
小さい 背中丸め 消えた君に重ねた

私という 雪霰は 酷く微力で
君という 祠に 逃げ込んだ
「これが最後」と 気付いているからこそ
まだ続いたら 嬉しいのに・・・


雪を零す空は 冷徹に暗い
流れ込む 無意味な悲壮 涙の跡で語る
どちらを求めるの? 君は私に
包むのことも 包まれることも
出来ないかもしれない 無力過ぎ
だって実は君に 包まれ過ぎて いるから

虚空 明かり灯して 落ち着く 二の腕に
小さく 触れる筈の 温もりは もう消えた

涙という 事象は 恥ずべきでも
悲しみの 名の下に 緩和され 落ちる
君が欲しいと 疼いてる身体が
壊れそうで 怖くて・・・

降り注ぐのが 幾千の白でも
広大な黒の下で 皆 消える
それでも 居場所求め 落ちる 微力な粒は
ずっと 私よりも ずっと 綺麗で 強かった

「もう帰らない」と 分かっているからこそ
再会の時は 何より 誰より
嬉しいのに――――

私という 雪霰は 酷く微力で
君という 祠に 逃げ込んだ
脆弱 塵の類です
涙という 事象は 恥ずべきでも
悲しみの 名の下に 緩和される
それが真意でも 認められない

私という 雪霰は そんなに弱いですか?
君という 包容は 暖かいのですか?
涙という 行為は 恥ずべきですか?
悲しみは 癒されますか?
私が朽ちた頃に もしも 舞い戻って来たならば
その手で 葬り去ってね
四畳半の隅 畳んである 
毛布と 一緒にね―――――

良かったら・・・・  君もね
  

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
掲示板、
ブログ等に
リンク
URL▼

リンクタグ▼
歌詞タイトル ホワイトホール
公開日 2010/08/19
ジャンル ロック
カテゴリ
コメント
卓弥さんの情報













うたまっぷTOP作詞スクール歌詞検索自作歌詞愛ことば便アーティストクリップうたまっぷインディーズ俳句・川柳
お問い合わせ歌詞リクエスト登録リンクURL登録音楽関係リンクサイトについてプライバシーポリシー
うたまっぷ