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原色
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作詞 ユト |
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原色で描いた風景を
物足りないと叫んだ
同じものはないと否定した
瞬間は二度と戻ってこないさ
同じものは嫌いだよ
違いすぎるのも怖いんだ
このまま走り続けても
きっとたどり着けないさ
分かってはいるんだけど
止まることはできないよ
約束したんだ
立ち止まらないと
流れる風景にさよなら
もう二度と見に来ることはないさ
現れた虹にもう一度
原色で描こうよ 瞬間
音も声も雑音で
風も光も嫌いだ
はかられた道も走るだけ無駄さ
分かってるよもう たどり着けないことくらい
どうしてって叫んでも
行かないでと手を伸ばしても
セピアに染まれ記憶
忘れればいいんだろ?
色と色を混ぜるなんてタブーで
原色で描こう風景
二度と戻れない記憶の町を
責めて物足りなく描こう
音が惑わせて 声が狂わせて
風が邪魔して 光がさえぎる
笑おう今を 現状は瞬間だ
戻ってきやしない
始まりで終わりを歌おう
光の中の闇として生きよう
同じは嫌なんだ でも違いすぎるのももうなれた
行こうよ混沌へ
理由などいらないさ
純粋な原色で色をつけよう
セピアの記憶など忘れて
今の光景を描こう
迷え惑え狂え
そのままの原色で行こう
走れ走れ走れ
記憶を忘れて今を見よう
視界を信じず感覚で生きて
うずく心をありのままに
原色
(たどり着けやしないそこに)(きっと戻ってこない記憶がある)
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