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少年と僕
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作詞 真栄田ヒトミ |
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懐かしい街の匂い 今も微かに残ってて
自転車で軽く風を追い越してたあの頃
公園隣の細い河原 僕たちの秘密基地
くだんないことで向きになって喧嘩ばっか
今はお前とも別々の時間を追いかけてる
忙しさに流される毎日
指の間からこぼれ落ちる雫のように
闇に煌めく星となってこの心から擦り抜けてく
いつか全部が消えてくのだろうか
どこまでも続く飛行機雲 君に恋した記念日
ただ昔と違ってるのはひとりぼっちの帰り道だってこと
今もそれなりに必死に生きているつもりなんだが
夢に夢中だったあの日々
掌の中にある筈だった幻が今は
非力な現実の痛みとなってこの心へと傷を付ける
いつか何かを掴めるだろうか
それでも何も無いよりはマシだって強がってみる
幸せを見つけたい明日
笑うことが簡単だと知っていた少年はもう
遠く彼方の記憶となってこの心から剥がれていく
いつかまた出逢えるだろうか
いつかきっと
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