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メトロノームがとまった日
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作詞 カラッポリズム |
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風の音が聞こえたのは メトロノームがとまったから
僕の奏でた錆びた音は 濃霧の中へ混ざって消えた
いつも何かに怯えていた
今日もどこかで浮足立っていた
どうでもいいと思えたら勝ちなんだろって
心の奥底で叫んでいるんだよ
発明家の作ったランプが 今日も街を照らすけれど
今いる僕の転んだ跡は 明日に何を残すのだろう
いつも針のないコンパス持って
似合う地図 身にあてがっているんだよ
どこにも行く勇気がもてないんだろって
心の中で雄弁に語る
メトロノームの刻むリズムは 安定をくれるけれど
生きる道を歩くリズムは 不安定でいいんだろう
僕の刻むリズムが あなたの歩みと共に鳴ることは
きっとないけど それがいいんだよ
ばらばらの足音だからこそ
うるさいくらい賑やかに
自分の姿で今を踏みしめていけ
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