|
|
|
旅人の詩
|
作詞 All R |
|
木枯らしの吹く道を 旅人は歩く
靴は擦れ傷ついた心を引きずりながら
いつしか優しささえも忘れていたんだな
悩みや憂いなんかを大事にしてた
いつか寄った古道具屋で
買った古い帽子 先っぽはひねくれたように曲がっていて
それでも彼は友達 めぐり来る灼熱から
旅人を救い出した
時に雨が降った 時にはけなされた
「旅人」というレッテルは彼を縛る
時代はいつでも 彼をのけ者扱い
それでも尚走った 自由はすぐそこだ!
俺は自由だって声枯らし叫んだ
嵐吹く夜 駆け込んだ道沿いの山小屋
寒くてつけたランプが照らすその部屋の中は
今まで出入りしてきた旅人の残骸があり
小屋も彼に「あきらめろ」といった
まだまだ走れるぜ
極寒の雪道も 乾いた砂漠も
旅人は命にしがみつき渡った
今は亡き友達の誓いを遂げるため
旅人は空に吠えた 「もうすぐだから待ってろ!」
俺と君のために 獣道を行くよ
長い旅路の果てに疲れ果てた旅人
人々は彼をののしった 「何も無かっただろ?」
「見ろよ 愚かなやつだ」涙が出てきたが
何の後悔もないさ 自由に生きられたのだから
時に雨が降った 時にはけなされた
「旅人」というレッテルは彼を縛る
それでも良かった 金や名声のためでなく
自分と友達のため ちゃんと生きていけたから
負けるか 俺は旅人世界中で最も
価値のある生き方を見出した男だ!
|
|
|