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ニルヴァーナ・エンドルフィン・エターナル ( 涅槃に彷徨う 永遠なる静寂な快楽分泌物 )
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作詞 ドラゴン・エスタツ |
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涅槃の黄泉の河に魂で出来た石ころを投げて
水の波紋を作るとそれが額縁となって
志半ばで倒れた戦友達の
現世で全盛を振るった時の映像がその波紋の円中に映るんだ
時空の空で今迄の生涯に於いて懐かしい悲劇に
感化され涙すると虚空に舞い
それを妖精達が試験学校のお遊戯の道具に
加工して利用するんだ
死こそが支配からの卒業だ
『残してしまった愛する者』との別れを引き換えに
いい時に死んだ いい絆の時に死んだ
『先に逝った愛する者』と会える
更に『生前に会えなかったが愛したくて憧れていた者』という
先偉人達とも会える
神が恋愛や出産を出来ない身体での生活を設定しても
自由な偏見されない孤独と
集団生活や面会の規制なんてしないから
お互い安心して 争い無く触れ合える世界だ
俺は親よりも物や食い物に対して
『期待に応えられず何もしてあげられなくてすまない』と
無意識に日常の最期の決め台詞にしていたのは
昨日の事の様に覚えている 自分の中の統合性失調症
俺達の魂が遺した想いを
挽歌や哀歌として描きたがっている
画廊や音楽家の楽譜に憑依して
現代社会の警鐘を鳴らすか?
彼ら芸術家が絶望感を紛らわす為に
愛飲している薬に混入し
夢の中の短く長い時の中に
休憩所を設けて語り合うか?
それには彼らが現世に捨てられた
未だ各地の足元に散らばっている
愛で出来た物を飲み込んでくれる
善意と勇気に掛かっているが・・・。
星の上で君達を見守る魂になった俺達の行為が
君達を見下していると誤解しないで欲しい
屍や遺言は地に埋もれているのに
魂は天空を超え 慈しみに染まって頂いた大気圏の
温もりの傍で投影して
俺達は未来を旅するお前達の祈願を癒しているんだ
目に見えない存在になった俺達は
お前達の持っている大事な目に見えない物しか
接し愛してあげる事位しか今も昔も出来ないのが現状だ
苦しい時期が長いってのに
死へのカウントダウンは短く感じる
楽になりたい感情からそうなるのか?
良い人間と想って無意識に良い事をしてしまっても
何も咎められない世界に行く道を選んだから
俺達の遺した遺産はお前の役に立つと語りかける仕事を
来世に生まれ変われる選択より選んだのさ
神や現在を生きている苦労自慢人に楽だろうと誤解されても
必要な戦士の使命を
死んでからやっとさせて貰えたよ
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