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ニルヴァーナ・エンドルフィン・エターナル(永遠なる涅槃風景から分泌される快楽)
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作詞 ドラゴン・エスタツ |
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涅槃に浮かぶ黄泉の川に 魂で固めた石ころを投げて 波紋を跳ねて作ると
先に志半ばで力尽きた仲間達の 生前に全盛を振るったいい表情の姿が
癒しの水の幕を額縁にして写ってくる
一部の愛する者と
現世の苦しみから別れられる条件と引き換えに
来世で会う愛する者と先に逝った愛する者
私の生涯では会えなくて
更なる家族愛を深めたかった憧れの闘士達と
無償で会え
時の流れに関係なく
私たちが選び後を託した者達を
見守る権利を与えてくれる
屍や遺言は地に埋まっているのに
平和を憂う彷徨の輪郭で象られた心は
空を超え宇宙と星の間を舞う慈しむ大気圏の温もりから
死んだ君が笑っているのが見えるという
現世で生きる未来を作る旅人
私達は星に向けて
君達を見下している訳でも
あの世の居心地の良さを語っている訳でもなく
魂から出る
何も出来なくて無念の想いの溢れた涙は
せめて蜃気楼となって
挽歌を描く画廊の絵に浮かぶ事を祈りたいばかりに
俺達の魂は
お前の描く夢の防衛機能となれるか
精神障害を起こしたお前の心が脳で休む間の
もう一人のお前の二重人格を形成する材料になれるのか
あの世を描いて想う時
何もかもどうでもいいと思える位の
薬以上の静寂な高揚感
皆一度は思っているその快楽
口に出さずに
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