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『 Sia my Sia 』...『 ボクのシア 』
作詞 Light・Color・A・Epoch
大兄妹の末っ子、シア。

泣き虫、弱虫、駄目なシア。

いつも彼らにからかわれてた。


だけど、たった一人だけ...

シアを一人のレディーの様に...優しく守る、兄がいた。

彼がシアの名を呼ぶ時...彼は必ず、こう言った。





『 Sia my Sia 』...『 ボクのシア 』





『 Sia my Sia ... 野山の花を摘みに行こう。』

『 Sia my Sia ... 泣かないで...。』

『 Sia my Sia ... 今日は一緒に本を読もう。』




シアは毎日、幸せだった。

寝ても覚めても隣りには、優しい兄がそばにいたから...。



だけど時代は二人を裂いて、兄を戦地で枯れさせた。



悲しむシアに届いた手紙。

はじまる言葉は、優しかった。




『 Sia my Sia ... ボクのシア。

 ボクが死んでも、どうか悲しまないでいておくれ。』



『 Sia my Sia ... ボクのシア。

 どうか、涙を流さないで...君には笑顔が似合うから。』



『 Sia my Sia ... ボクのシア。

 幸せになると、約束して...。

 ボクの未来の幸せを...ボクはシアに捧げます。』




シアはそれから、幸せでした。

兄との約束を守り続けていたから...。



シアが守った兄との約束。

大好きだった、その言葉。






『 Sia my Sia 』...『 ボクのシア 』






シアは今日も、口にする。


大切な人の傍らで...

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歌詞タイトル 『 Sia my Sia 』...『 ボクのシア 』
公開日 2007/02/26
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 昔、読んだ本の中に彼らはいた。
なぜだか無性に淋しくて...なのに心は温かくなった。
題目さえも忘れてしまった物語りだけど、大事な事だけは...
今でもしっかりと胸に刻まれていた。
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