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Rainy ash,rainy blue
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作詞 紗散 画宮 |
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ガラスの欠片を踏んだ
鋭く痛んでは 生を証明
泥濘るみに足を取られ
鈍く転んで 仮初めの哀惜
瓦礫になったビルの
隙間から覗く雲
ねぇ 何が見える?
どこに向かう? 何を想う?
止まないね 晴れないね レイニーブルー
細やかな水の針 鉄を溶かしていく
目的も知らずに1人 歩く
誰でもいいの 少しだけ肩を貸して
骨の欠片を踏んだ
脆く砕けて 悟った絶命
クリアな世界の上で
静かに訪れる 文明終焉
布切れは黒く荒んだ
与えた人も消えてしまった
ねぇ 何を想う?
どこへ向かう? 何が出来る?
止まないね 晴れないね レイニーブルー
細かな水の槍 大地を枯らしていく
目的も知らずに歩いていく
誰でもいいの 返事だけを聞かせて
ひとりの方が気楽でいいって
灰に変わっていく世界で
孤独の痛みから
逃げられなくなって 初めて……
聞こえている?
何が見える? 何を見てる?
木霊してる 反響してる
どこへ向かう? 誰に届ける?
誰を愛す? 何を嘆く?
どこに向かう? どこへ向かう?
止まないね 晴れないね レイニーブルー
細かな水の泡 身体に染みていく
目的も知らずに歩いていく
誰でもいいの 優しさを教えてよ
舞い散る 巻き上がる レイニーアッシュ
誰かの亡骸に 白く降り積もる
変わらない風景を静かな風
朝日が昇るまででいいの
少しだけ、眠らせて
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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