ご自身で作詞された歌詞を「うたまっぷ」で発表するコーナーです。皆さんのご投稿をお待ちしております!
無料歌詞検索・うたまっぷトップへ
 人気投票
 コメントを書く

無料歌詞検索・うたまっぷトップへ

赤血球
作詞 紗散 画宮
親父は「頑張れ」と言うが 頑張り方を教えちゃくれない
隣で笑うお袋は よもやバカにしてる訳じゃないでしょ?
分かっている 分かっている で 駄々をこねる そっぽを向く
涙目を晒す自分の弱さなんて 痛いほど“分かっている”

小学生 不安定心情 従順過ぎる僕は拗ねた
マトに向かってふと思うのさ 「本当に好きなのかな?」

ペンキに浸かった左手から 放物線描くブラッドボール
心臓を軽く飛び越えて 歩道から悲鳴が聞こえる
ペンキに浸かった左手から もう一度投げたブラッドボール
心臓を掠め 落ちた時 胸の鼓動が早くなる



何も言うなって言ってやった やり方は自分で決めるから
親父はしかし笑ってみせた 隣でお袋も笑っていた
分かっている 分かっている が 笑っている 笑っている
晴れないもやもやの正体なんて分かんないよ 分かんないよ

中学生 捻くれ価値観 夢というヤツの儚さを知った
それでも血染めのマトに向かうのさ 「本当に好きなんだ」

ペンキに浸かった左手から 緩やかに伸びたブラッドボール
跳ね返るそれをキャッチするが どこに当たったか分からない
ペンキに浸かった左手から もう一度投げたブラッドボール
作り直した木の板の 心臓を撃って跳ね返る



高校生 初めて手に入れたナンバー
家族は新入り含め歓迎ムードさ
涙目を晒した微笑ましいあの日の
僕みたいな顔を 親父がしていた

ペンキに浸かった左手から 真っ直ぐに伸びたブラッドボール
心臓を1つ貫いて 歩道から悲鳴が聞こえる

「本当に、好きでよかった」

舞台に立った左手から 真っ直ぐに伸びたソウルボール
相棒の心臓が呑み込んで 周りから声援が聞こえる
震えの止まらぬ左手から もう一度投げたソウルボール
意識を白が包んだとき 声援は歓声に変わる

全力で投げたブラッドボール
声援は歓声に変わった

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
掲示板、
ブログ等に
リンク
URL▼

リンクタグ▼
歌詞タイトル 赤血球
公開日 2012/07/25
ジャンル ポップス
カテゴリ 応援歌
コメント 全力投球です。
風邪を引いてからしばらくインスピさんが死んだので、風を轢き殺すような爽かなスポ魂物語を描きたかったのです。

ABS ABS CS'SS'
紗散 画宮さんの情報













うたまっぷTOP作詞スクール歌詞検索自作歌詞愛ことば便アーティストクリップうたまっぷインディーズ俳句・川柳
お問い合わせ歌詞リクエスト登録リンクURL登録音楽関係リンクサイトについてプライバシーポリシー
うたまっぷ