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明日がやって来る
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作詞 紗散 画宮 |
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テレビが垂れ流した 世界情勢は
幸福を欲して 孤独を訴えた
僕の膝の上で 何も知らないだろう
キミはこれを見て 何を知るのだろう
まばらな季節が 生んだ紅葉は
キミが生まれてから 白に埋まっていた
そんなこともあったが 今はただただ
みんなで迎えた春に 安堵を覚えていた
去りゆく昨日が
また僕らを見て まだ僕らに似て
舞うような刹那
明日がやって来る 希望を運んで来る
覚えているかな キミの母というのは
気丈な割には 体が弱くてさ
キミがそうやって 顔を出してから
しばらくの間は 2人家族だった
まばらな季節が また白を溶かした
明日は満開だ 電話が響いた
なんだかホッとした ボロボロと泣いた
キミは良い子だなぁ 一緒に泣いてくれた
去りゆく昨日を
まだ僕は晒して また僕は探して
照らし出した刹那
明日がやって来る 希望を運んで来る
変わり果てていく 世界情勢が
変わることもなく 針を進めてさ
妻の膝の上で すくすくと育つ
キミも変わるだろう 離れて行くだろう
2度の反抗期も 3度の卒業も
忘れないでね 一緒に居るからね
最初で最後の 結婚式の後は
心のどこかに 居れたらいいな
去りゆく昨日を
僕は知っていて 忘れないって言って
繋ぎ止めた刹那
明日がやって来る 希望を運んで来る
明日のバースデーに キミを祝いに来る
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