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BIRD
作詞 傑木
 冷たくなっていく 足先から全身が
 体の感覚もなくなってきて どこにそれがあるのかもわからない
 たぶんあと数分で 僕は死んでしまうんだろうな
 高揚してきた気持ちを意味もなく押さえつけるけど

 どうしようもなく 止め処なく
 溢れてくる想い 君への想い

 ドレミの音を 喉から抜いた
 高くなっていく ソラシド 君がよく口ずさんだ歌
 幾度となく思い出した歌
 君がいなくなってしまった後も 忘れることなく

 そうすれば時が止まるなんて思ってたのかな
 残酷にも巡る季節に連れられても 君と一番近くにいれた日が
 いつもここにあると思えたのかな

 ああ……今は雪が降っている 綺麗な雪が降っている
 もう僕の体温ではその雪を融かすことはできないようだ
 冬の寒空もなんかあったかくなってきた
 まるで君と寄り添いあった時のあのあたたかさのようだ

 どうしようもなく 止め処なく
 溢れてくる想い 君への想い

 どうしてこんなことになったんだろうか
 死ぬ気はなかったんだけどな ただ君に会いにきたんだ
 君という幻想に会いにきたんだ
 二人が始めて出会った この公園の木の枝の上

 次の日の朝 小鳥が冷たい地面の上で死んでいた
 その近くには一本の木 その根元には小さな墓が

 昔そこで死んでいた小鳥を埋めた小さな墓
 その隣で永眠る小鳥の死体
 帰る場所を持たない鳥でも
 目を閉じる場所は自分で選びたかったんだろう

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル BIRD
公開日 2010/07/15
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 焼き鳥は軟骨が好きです
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