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サマーガール
作詞 傑木
 大切なものを探すように 伸ばした手 指先
 空を切って力なく落ちる 一人の夏

 君と出会ったのは夏空の下 控えめな笑顔がとても好きでした
 名前が知りたくて訊いてみたけど返事が無い
 瞬間 沈黙のあと君は言った
 自分の名前を忘れてしまう病気なんですと

 それでも僕はそれから毎日 君に会いに行った
 一緒にいられるだけで幸せだった
 暑くてだるいだけの夏がなぜか心地よく感じた

 だけど中々あと一歩が踏み込めずに
 友達以上には進めない微妙な関係が続く
 相手の気持ちを探りつつ 心を少しずつ近づけた
 今のこの関係が壊れないように 

 次に会える日はいつかなって それだけを楽しみに過ごした夏
 終わりはもうすぐそこだった
 カレンダーをめくりながら 僕は秋の季節も君と過ごせると思ってた

 夏が終わって君はいなくなった 少し寂しい僕は楽しかった夏の日を振り返った
 また来年の夏には会えると願いながら

 でも次の夏も その次の夏も 君はいなかった
 君がいない夏を一人で過ごして……
 僕は気づいた 君と一緒だった夏がどれだけ幸せだったか
 僕は気づいた もう二度と君に会えないんだということに

 ばいばいサマーガール あの夏を忘れない
 君の名前はわからなかったけど 君のことが好きだったのは確かだった
 もしも僕が君に好きだと伝えていれば
 君は笑ってくれたのかな 今も隣にいてくれたのかな

 君の名前さえも呼ぶことはできないけど 好きだという気持ちはきっと伝えられる

 大切なものを探すように 伸ばした手 指先
 空を切って力なく落ちる 孤独な夏

 残酷なくらいの暑さはなぜか僕に夢中で 陽の影にも嫌われる
 君の名前を言葉にすることもできないそんな夏の日々
 それはただただ君を思い出すだけの日々 

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル サマーガール
公開日 2010/06/21
ジャンル その他
カテゴリ 別れ
コメント 夏の詩が書きたかったので
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