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またな。
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作詞 明杏 |
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お前は本当に馬鹿な奴だ
お前自身が一番驚いただろう?
あんな急に死ぬなんて
「じゃあ、またな。」って言った直後に
その「また」がもう二度と来ないと
分かった俺は動けなかった
慌てふためく運転手
お前も全然動かなくて
ただ赤い血が道路に流れて
全てを分かった頃には
ただ お前の名を叫んでいた
何故か涙は出なかった
ただ 頭が真っ白だった
これがお前との別れ
白い四角い冷たい部屋に
眠るお前と2人っきりになった時
やっと事態を飲み込んだ
そしたら頬を涙が急激に
濡らし始めたんだ
「『じゃあ、またな。』って言ったじゃんかよ!」
どんなに強くしがみついても
反応は返ってこないし
どんなに強く語りかけても
全然喋りやしないから
涙は止まらなかった
離れて初めてわかったよ
お前以上の友達はいない
だから待ってろ
いつか そっちに逝くまで
またなっていったお前に
何十年か後に会いに行く
だってそういう意味だろ?
また会おうなって約束
涙はその日が来るまで
流さないようにするから
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