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ブラックバード
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作詞 明杏 |
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自由になりたくて 自由を知りたくて
オリの中から逃げ出した
自分の足で走り 狭い路地に入った
そこにあなたは立っていたの
淋しい瞳で私を冷たく見るあなた
近づかずにはいられなかった
独りで淋しくないわけないよ
漆黒の翼を背に携えた
あなたはまるで黒い鳥
悲しくて優しい色したあなたの
傍にいたいって思ったの
路地の向こうから 足音が聞こえた
私の手を握るあなた
あなたの走る方へ 私も走ってく
その横顔に光る汗
逃げていくのは少し怖いけど あなたがいる
白のスカート揺らしながら
必死であなたの手を握った
大きくて冷たい手は力強く
優しさに溢れていたよ
守ってくれるなんて嬉しかった
青い空の下 走る2人
突然 立ち止まったあなた
私の前に立ちはだかる
崩れゆくあなたに必死で駆け寄る
止まらない私の涙を拭ってあなたは
「お前には1番笑顔が似合ってる」と微笑んだ
笑うため必死で涙こらえて
あなたの手を握りしめた
ブラックバード 私を守るなんて
あなたはやっぱり優しすぎる・・・
最期に見た あなたのその笑顔を
抱きしめて生きていくから
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