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アンドロイド少年
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作詞 明杏 |
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また独りぼっちに戻ってしまった
冷たい街の片隅で
膝を抱えて ただ空を見てる
君はどこへいってしまったの?
ボクを拾ってくれてから
ずっと側にいてくれたのに・・・
寒いあの日 ボクの事をゴミを見るような目で
通り過ぎていく街並み
だけど君は違った 君だけは違った
「大丈夫?」って君が差し伸べてくれた
君のその手がただ温かかった
何も知らなかったボクの体は
その瞬間に『温もり』を知った
そうかあの日君は
急に帰って来なくなって
部屋に残された ボクは知らなかった
君が星になったことを
知ったのは大分後で
あぁ 「バイバイ」も言えなかったなぁ
寒いこんな日 君と出会ったあの日思いだして
人並みを見つめてみる
どうせ君はいないよ 君はもういないけど
「アリガトウ」って君が教えてくれた
初めては君に言いたかった
何も知らずに これからもただ
ボクは存在 残すだけだ
街の片隅のアンドロイドは
ぼんやりとした目で人並みを見つめている
するとその目から ふいにその目から・・・
「大丈夫?」って君が差し伸べてくれた
君のその手がただ温かかった
何も知らなかったボクの体は
その瞬間に『愛』を感じ取った
感情なんてとっくに忘れたはずなのに
夜空の星を見てたら
君の笑顔をボクは思い出した
いつの間にか頬が濡れていた
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