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曖昧に、mine
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作詞 せねか |
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メランジェのように甘い そんな恋とは無縁で
少し気取って 苦いコーヒーとか飲んじゃって
いま君は何してるかな カップの中のスプーン
3週回してみても ちっとも甘くなんかならない
どこかにいる誰かみたいに
立派に生きたかったな まだまだ遅くないとか
先輩が言うよ あなたもそう言われてきたんだろう
悔しいなんて思わないさ
たとえば僕が嘘をついて
一生幸せにするよと言ったら
君は笑ってくれるのかな
そんな嘘さえつけやしないけど
いつだって コーヒーは 苦いまま飲み干す
空のカップを片手に 通り雨を左目に
こんな日に限って 折りたたみ傘は家で昼寝
おろしたてのスーツが憎い
たとえば僕が魔法をかけて
この雨を止めることができたら
今すぐ走って向かうのに
本当にはならないって知ってる
そうやって もう一度 コーヒーをおかわり
いつだって 嘘つき 苦いまま飲み干す
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