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作詞 まっきいろ |
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眠っていたかったよ
重い現実の最中も
狂おしい幸福の最中も
眠っていたかったんだよ
目覚めてしまうなんて
一度も求めなかった
幸せも不幸せも
曖昧にしておきたいんだよ
朝の光は美しいけれど
希望が満ちたことはないよ
それは美しいほど
私の醜さを露にするよ
二度と目覚めずに済むなら
その毒は甘美なんだろうな
ってそんなに甘くなくてもいい
苦しみの果てがあるなら飲むよ
義務も果たせず親切も忘れ
不在より悪い存在に成り下がったら
素直に気持ちに従えそうだよ
この世界から私を取り除くよ
涙流してくれるかな
そんなことは知らないけれど
せめてたくさん傷つけたい
最後に私を知って欲しい
眠りたいよ逃がしてそこへ
善でも悪でもない神がいて
そのまま命を断ち切ってくれるなら
心から祈りを捧げるよ
心から祈りを捧げるよ
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