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作詞 tank
なにを期待してたのかな
裏切られた、なんて
そんな エゴイズム
上手に立ち振る舞えなくて
跳ね返りは 思ってたより
ずっと 強くて
わけもわからず
今日もまた 眠れなくて

罪悪感と
この、人を責める気持ち
ごめんなさいと
なんでなのっていう問いかけ
許してほしい
でも 許せるような気がしなかった
知らなかったんだ
こんなに自分が脆いなんて
こんなに自分が弱いなんて

透明な器に 感情を閉じ込めて
左下のロッカーに閉まった
もう触れないはずなの
痛み止めは 心にも効くのかな
壊れて 戻らないのなら
忘れるしかない、と
頭では わかっているんだよ



もう終わろう
今日は終わりにしよう
全部 無かったことにしよう
沈んだ毎日 これ以上は無理
目が冴えて 悲しみが尖って
乾いていく 吐きそうになる
嫌だよって 突き放された後で
目を閉じて ただ、じっとこらえて
痛みが麻痺していくのを待った

悲しいと思うわけは
自業自得なんて
救いようのない位
駄目な そんな自分に
「仕方ない」 そう確かめた
きっと 強さは
蓋をした心の
裏側で生まれるの

嫌悪感とか
その、繕おうとする声だとか
日々
脳内に蓄積されていく
水滴になり
それが雲になり 光を遮る
知っていたんだよ
愛することなどできないって
愛されることもないんだって

透明なままで 永遠を迎える
右上の欲望に
まだこの手は届いていない
痛くもない 感覚の状勢は
虚しさと孤独がせめぎあう
不毛な諍い
頭では わかっているけれど…



もう終わりさ
もう未来なんてない
ここでラインをひいてみよう
救いのない明日 縋りつくのも
自分自身、嫌いになりたくないから
やめにしたいよ こんなこと
信じないようについて行くからさ
振り向かず ただ、歩いていてよ
道が逸れれば 人知れず さよなら

何も思わない、
そんなはずはないんだけど
裏切られたことも
なんだか 麻痺して
どうでもよくて
流れてしまえばいいんだよ



遠く遠く 距離が開いて
見つめても
そこにあるのは ただの暗闇
でも 眼は閉じれずにいる
信じたのは 自分の勝手
だから 壊れて 戻らないけど
誰も悪くない、と
心の奥では 知ってる

終わりゆく物語
凪いだ海のような平穏や
夜に潜む猫のような自由を
誰かと過ごす時間と 秤にかけた
いつも孤独に傾いてたから
また同じだ って 何となく思えて
それ以上は ただ 目をそらして
視覚もないまま 風の中、歩くよ

さあはじめよう
最後の一日を
二度と会えないから 笑って?
腕が千切れるくらい 縛りつけてた
その鎖は 今はほんの少しだけ
薄い影を落とし 床に転がってる
これ以上は ここにいられないよ
そう ずっと前から この日に気付いてた

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公開日 2011/03/20
ジャンル その他
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