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黒い鳥
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作詞 tank |
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見える嘘
意味も理由も あってないような
小さな世界のひずみで
気付いたことは
そんなもんばかり見てしまう自分と
ズレが生じなければ
摩擦も圧迫もおきないということ
「嘘じゃやだ 愛してほしい」
もう子供じゃないしさ
諦めることには慣れたさ
痛みを避けるため
蓋をした、喉の奥の感情
さわれないように
さわらせないように
深い森へ埋めた
死んでしまうかもなあ
頭上で鳥が喚いた
ほかの誰かが捨てた
写真や 靴や
過去や 未来や
そこにあって
行き場も無くて
ああ、こんな風に終わるんだ
無表情な実感で満ちる脳内
そう だって もう埋めてしまったから
愛情、そんなもんまで
一緒に捨てたかも
忘れないように
思い出さないように
浅い海に放った
二度と還らないなあ
それでもいいよ
愛せなくていいよ
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