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自由な窓辺
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作詞 tank |
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どうせ思いつきで
悲しみを誘ったのでしょう
笑って 手を差し延べた
頼んでもないのに 連れて来て
嫌がる俺に 押し付けた
雲は 水の粒
雪は 氷の粒
君の正体は 何
美しかった場所も 優しかった言葉も
もし全てが嘘なら
流れていっても 裏切ったとしても
どうだってよかった
愛しているよと 目を細めた
あの時 君はどこを見ていたんだい
本当に知りたいのは
遡った理由ではなくて
先へ繋がる可能性
何十年先でもいいからさ
「何も欲しくない」
「何も愛さない」
君は言った
「何も疑わない」
「何も信じない」
君は笑った
どうせ感情など
冷たくて動かない 鉄のよう
表情を作っても偽物
許してやるよ
どうか空のように 深い海のように
泣いてくれよ
心は 過去の鏡
涙は 心の粒
君のずるさは弱さ
ため息くらいじゃ
何を願っても一緒なんだろう
気付いてたくせに
炎天下 雨は降らない
退屈そうに咲く花 逃げ場は無い
幸せだなんて思わなかった
けど 失くしてしまった
「誰も味方じゃない」
「誰とも戦う気は無い」
君は言った
「嘘はもういらない」
「答のないものは嫌い」
君はうつむいた
君は泣いていた
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