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やまびこ
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作詞 msy& |
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幾年前の梅雨入りが 今も視界を曇らせる
紆余曲折した大人は 重ね重ね諭すけれど
ふたりにはまだ 背の届かない景色みたい
あの曲り角の
向
こ
う
側
覗けたら、安心して泣けるのに
何年か隔てて 躓いて良かったと
振り返る事ができるのなら
今にだって、しゃんと胸を張って生きても
申し訳なら立つ筈なのに
まだ聞こえぬ声を 予期しながら頷く
心許ない道中だけど
昨日には、だんまり
踏み出す今日 が 一歩
反響するいつかの気持ち
「いっそ死ねたら楽なのに」嘘でも言える様な君
届けたかった思いすら 途中で折れてしまいそう
努力だけでは 立ち打てない波に何度も
押し戻されたけど、幸せは
少しだけ遅れてきっとついて来る
溺れそうだったり 止めたくなったり。でも
何処からともなく響く声は
風の様優しく香る術を選んだ
反響するあの日の気持ち
口元がふと綻んだら、もう
「真っ赤な嘘だ」なんて言わせない
まっさら生きていこうよ
予約はしていないけれど
カンパイしたって良いじゃない
昨日には、だんまり
踏み出す、今日 が 一歩
反響するいつかの勇気
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