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The Last Song
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作詞 msy& |
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「あの頃に戻りたい」
そう呟く大人を見ては訝しんだ
此処から臨む景色に
そんな価値を見出せずただ怯えていた
生命は僕らなんてそっちのけで
繰り返して往くね 恨み妬み手放して
弛まず行ったきりの人生だから
有り触れたくはなかった ささやかな抵抗
あの頃の僕らは綱渡りみたく
雨と風に揺らぎながら 頼る術も知らなくて
あの雲の向こうで 広がる晴れ間を
辿る事ばかり思案する 早く楽になりたくて
此の世から去る為に
生きた証拠を廃棄し出すは午前四時
恐怖に捕まり気付く
常々 二つ三つ先を憂いていた
移ろうのを止めた僕の季節なら
時に生命の音を響かせてくれる
君が見るのすら拒んだ景色なら
今僕と同じ目線に存在している
今もまだ僕なら綱渡りみたく
降り続ける雨に心奪われたまま立ち竦む
あの雲の向こうで 見守ってくれる
幾つもの顔を浮かべても まだ温もりは遠くて
今もまだ僕なら綱渡りみたく
降り続ける雨に心奪われたまま立ち竦む
置いてきぼりでも 変わらぬ気概も
大事だと君なら褒めてくれる様な気がするんだ
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