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僕
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| 作詞 リト |
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目を開けていると 見たくないものが視界に入ってくるから 電気を消した。
じっとしていると 聴きたくない言葉が聴こえてくるから 音楽を流した。
そうやって 現実から目をそむけてきたんだ。
きっと、辞書で「僕」って引いたら
「弱虫」って でるんだろうなぁ。
そう思ったら自然と笑みがこぼれてきたよ。
僕は今 なんで生きてるんだ？
僕に 生きる 意味なんてあるのか？
そうしたら 自分が今ここにいることが不思議に思えてきて
あぁ、じゃあ 僕 死んでもいいの？
ホントは 自分が間違ってるって わかってるんだ
でもここで間違いを認めたら 自分が壊れる気がして
自分が自分でいられなくなる気がして 自分は正しいって 言い聞かせてた
人間はいつか死ぬ 僕はその時期が少し早く来ただけ
そう考えて カッターを手首に当てた
きっと、辞書で「僕」って引いたら
「弱虫」って でるんだろうなぁ。
僕は生きている。 結局弱虫のままだったけど
分かったことがある。
意味なんていらない。 僕がここにいたいと思ったから
だから今日を生きている
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