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victim of love
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作詞 eidos |
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夜の向こう側には碌なことが無い
凍える春のなかで 微かな温もりを探す旅をして一人
ふと思い耽るようになって幾許か過ぎた頃
何処にでも居るような声がこの胸に棲み始めたの
それまで運命的なものさえ感じなかった筈の色なのに今じゃ怖いくらい
態といつも通りを振る舞うけどすぐ見破られてしまいそうで
俄に始まった衝動は暫く忘れられそうにもない
『最初(はじめ)の一歩』はいつだって遅れをとって
ここぞって瞬間まで立ち尽くしちゃってあとあと後悔するの
背伸びして何も無かったみたいに装ってきた嘘も
近道のつもりだったのに結局遠回りになってる
あまりにも理想からかけ離れた世界で生きているような感覚がちょっと痛くて
誰かの言葉という絆創膏ではもう完治できそうにないの
誤魔化しの効かないこの身体じゃいつか嫌われちゃうかも だけど
すぐ本音でも解っているような優しい顔で
今日までの心をじっと見つめてくるの
思わず何もかも零れ落ちてしまいそうで どう仕様もなくここを焦らせるの
意味深に見えるならいっそこのまま打ち明けたって構わないと
募り募らせてきた衝動を慣れない勇気に任せて言った
やっぱり夜の向こう側には碌なことが無い
僅かながらも期待していたからかな
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