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籠鳥
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作詞 紅霞 |
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毎日変わることのない
堅苦しい制服に身をとおして
同じ時間に
見慣れた門をくぐる
もう何日同じことを
繰り返しているのだろう
最初のころの新鮮味は
もう消えてしまった
時間や動きを制限されて
つまらない規則に縛られて
だけどここでしか見つからないモノも
確かにあったんだ
僕らはまるで籠の中の鳥
自由を求めて足掻くけれど
ゲージの中からは決して逃げられない
だけど僕らにとって大切なものは
いつもそばにあったんだ
でも僕らがここから
逃げたとしても一体
どこで何を
することが出来るだろう
本当は気づいていた
逃げることは簡単だと
でも逃げたら誰かに
寄りかかれなくなる
自由が欲しいって叫ぶ
けれどここまで来れたのは
僕らを大切に思ってくれる僕らにとっても
大切な人たちのおかげ
僕らはまるで籠の中の鳥
いずれは一人で空に
行かなくてはならないだから
ゲージの中に居るうちに
その時の準備をしよう
いずれ来る巣立ちのときまでに
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