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愛のコトバ
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作詞 紅霞 |
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最後に見た君は 僕の横で微笑んで
「好きだよ」ってささやいて 照れ隠しの笑みをうかべて
この幸せが永遠だと そうやって思っていたけど
こんなにも早く終わるなんて思ってもいなかった
携帯の着信音 そっとディスプレイを見てみる
彼女の母親からの電話 不思議に思いながら耳にあてる
彼女によく似た声 だけれど今はなぜか沈んだ声
不安を抱えながら言葉を聞く その瞬間携帯は地に落ちた
何かから逃れるように走り出して 来たのはいつもの公園
君とはじめてあった場所 何かあればここにこようって約束した
だけどどこを探しても君はいなくて その事実は僕に現実を叩きつけた
最後に見た君は 僕の横で微笑んで
「好きだよ」ってささやいて 照れ隠しの笑みをうかべて
もう一度君に会いたい 君に言いたいことがある
何万回何十万回でも 君に送る愛のコトバを
あれから幾つかの年が過ぎて でも進めずにいて
何をやってもどうしても 気が乗らずにいた
僕の心での君の存在が こんなにも大きく
大切になっていたことに 驚くぐらい
「新しい恋探せ」って周りは言うけど どうしても無理です
君は「しゃんとしろ」というだろう けれどね
置いていくつらさは分からないけど 置いていかれるつらさを君は分からないだろう
どんなに探しても どんなに叫んでみても
君はいないし返事もしない 辛くなっていくだけ
もし願いがかなうなら もう一度君に会わせてほしい
ただ一言「愛してる」と 君に捧げたいだけなんだ
本当は進まなきゃいけないことは 分かっているんだ
だけど君がいないこの世界に 生きていく意味はあるのかなって
君はこんな僕を見てどう思うだろうか 夜空見上げて涙流した
最後に見た君は 僕の横で微笑んで
「好きだよ」ってささやいて 照れ隠しの笑みをうかべて
前に進もうって そう決めた瞬間に
「がんばれ」って君の 声が聞こえた気がした
だけど最後に君に 伝えたいことがある
「今までありがとう」って 精一杯の愛のコトバを
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