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雪月花
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作詞 U-TA |
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揺れた涙腺 突いて零れた
言葉と雫が 溶け合って
飲み込んだはずの 「さよなら」から
数えて幾つの 夜なんだろう
君が居ない事が寂しいんじゃなくて
君の声 香り 頬 掌に
触れられないのが 体震わせる程
痛くて 辛いんだ
沈んで 藍 藍い底
陰った言葉の裏が染みて
淀んで 黒 黒い月
濁った気持ちの奥が見えた
見えた気がした
夜は長くて 眠れないまま
時計の針だけ 淡々と
隠したはずの本音 「愛してる」が
溢れて零れてしまったから
悲しい顔をして俯いたのは
僕の声 香り 頬 掌に
サヨナラする為の 準備だったなら
どうして どうして
塞いだ 音 閉じ込めて
黙ったままの君の涙だけが
叫んで 嗚呼 苦しくて
君の言いたかった言葉が少し
見えた気がした
君が居ないまま また訪れた冬が
僕の体温を 奪い去ってく
白い傷跡を残して
淡い空 今 白んでく
凍った涙も温まってきたなら
少しは 夜を 一人で
やり過ごせるかな?月が
僕の様で愛しい
君がまだ忘れられない
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