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そしてそれを僕と呼ぶのでしょう
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作詞 U-TA |
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夢から覚めた 雲の上
街を見下ろす階段に座って
行き交う人の群れ 眺めてた
そっと触れたら 輝いた
曖昧な影を君と呼んだんだ
行き交う思考探って 手を伸ばした
曇りの無い鏡に映る人を
指差して「僕」と呼んでみたけど
この声は涙は想いは どこから生まれたの?
水に映った 人の顔を
思い切り蹴飛ばしてみたけれど
嘲笑うその顔が また泣いた
緩やかに堕ちて行く
怠惰とガラスと涙の海
少しずつ滲んでく
聴こえる この叫び声は誰なの?
曇りの無い空の下で
声を上げて「君」を呼んでみたけど
この声は涙は想いは どこに消えていくの?
感情・感覚を殺して 君を忘れたはずだった
呆然、当然解ってた 忘れることなんて出来ない
覚束ない言葉と涙と想いと少しだけの君の影を
「僕」と呼ぼう
君の居ない部屋の中
残る香りと温度を抱き締めて
この声と涙と想いの行く先を 「君」と呼ぼう。
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