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作詞 U-TA |
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指先は白、細くなぞっていた空
君の影法師が僕と繋がったんだ
淡い夢は陽炎 或いは蜃気楼
君と居た季節と同じ日々が
もう三度目になるんだ
あの日蒼い夏に浮かべた
僕と君の白い影は
君の乗せられた列車に
掠め取られて行った
証ならもう、細くなって千切れた
君と僕の声が入った宝箱
空蝉が泡沫に消え 夢現
月の泣いた季節がほらまた
僕の涙を枯らしに来た
あの日青い僕が笑った
君はそれを見てつられた けど
僕が隠した涙腺の声は
気付かなかったでしょう?
今は碧い想い出になった
僕の声や君の微笑み
僕は堪えきれずに今日も
忘れよう、忘れようとしている
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