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空に
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作詞 U-TA |
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愛されたいと想う 無いもの強請りが
空回って 宙を舞って 回って 消えた
愛したいだなんて 思った事無くて
寂しさが 空を切って 迷って 落ちた
一滴が 一人の部屋に光る
なぞった指は 出て行った名前
君とともに 消えてしまった
僕の内側は
いつになれば 戻るのだろう?
指折り数えた月の満ち欠けは
君と受話器越しに語り合った日々で
届かない 届くはずもない声は
僕の中に またひとつずつ 積もって行く
上辺だけのの愛は 独りよがりのまま
止め処なく 彷徨って 回って 消えた
愛したいだなんて 今更想ったって
虚しさだけ 空に舞って 砕けて 消える
君が居て 僕が居たあの頃は
なぞる指に 君の淡い輪郭が
傍にあって 消えるなんて そんな事
思ってもみなかったのに
指折り数えた月の満ち欠けは
君と受話器越しに語り合った夜の数
戻らない 戻るはずもない君は
淑やかな バラードの中に 閉じ込めるよ
ああ
指折り数える月の満ち欠けは
君が居なくなってからの日々の数
呼び声は 届かない黒い空に
吸い込まれて 静かに 消える
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