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蝙蝠の夜
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作詞 U-TA |
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犇く木々が 鳴いて擦れて
錆びた閂は 頑なに閉じる
何をそこまで守るものがある?
何をそんなに隠したがるの?
空ろに見上げた地面に這う
小さな虫に喰らいつく 嗚呼
こんな月の輝く夜には 空を飛ぶのが気持ちいい
複雑に見える 万華鏡の中
僕の想いも 見えなくなってく
徒にただ繰り返す日々に
只管にまだ見下した空に
光る星がまたチラリホラリと
瞬いては消えてゆくんだろ
空ろに見上げた地面に観える
小さな足掻きを空へ浚う 嗚呼
こんな月の綺麗な夜には 見えないモノ探すのがいい
全てがもし僕と対なら 僕が地面を歩けたら
あの遠く遠い空の星も 見上げる事ができたなら
きっと何か変わるだろう
あの大きな太陽の下
虚ろに見上げた地面に這う
小さな夜光虫笑ってる 嗚呼
こんな月の綺麗な夜には 空を飛ぶのさ
空ろに見上げた地面に歩く
羽の無い猿の群れを見て 嗚呼
こんな星の綺麗な夜には 嗚呼
空に消えよう
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