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雲散霧消
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作詞 U-TA |
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目を開けると 差し込む光が
窓の外から 僕の右の頬を照らす
暖かくて 柔らかな陽が
あの日の事を また思い出させるんだ
薄く瞼が開く度に 真っ先に頭に浮かぶのは
もう会えない 会うはずない君の事ばかり
「馬鹿だね」って笑ってよ
伝えられない想いが詰まって
溢れて零れて頬を伝う
少し切ない思い出の味がした
窓を開けて 爽やかな風が
僕を包んで そっと抱き寄せるようで
ほんの少し 冷たく感じた
あれから僕の 心に開いた溝に吹き込む
薄く意識が覚める度に 何も無い頭に浮かぶのは
もう一度だけ 会いたいと願う君の事ばかり
可笑しいでしょ?「馬鹿だね」ってまた笑ってよ
伝えられない言葉が詰まって
涙に変わって頬を流れ
少し苦しい思い出の味がした
君の灰は雲となり空へ やがて雨になり流れ
また僕を楽園から静かに包むんだ 「ずっと一緒だよ」って
伝えたいのに言葉も想いも
涙に変わって頬を伝う
少し苦くて切ないけど恋しい
君と重ねた思い出の数だけ
伝えられない想いを風に
乗せて行くんだ君の待つ場所へ
ほんの少し確かに感じた
想いを空へ…
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