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仲秋の時雨
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作詞 U-TA |
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切な時雨に打たれ 傘も指さず佇む
笑みを浮かべた女 袖から滴る雫
提灯灯りに誘われ 手招かれる愚か者
気付くが時はもう手遅れ 囚われた愚か者
たおやかな花魁の格子越しに光る指先
煙管からしなやかに煙 奈落へ導かん
刹那時雨も止んで 傘を畳む老若
笑みを浮かべた女 いつしか消えた姿
提灯灯りに誘われ 悶々と喘いでる
気付くが時はもう手遅れ 遊ばれた愚か者
たおおやかな花魁の格子越しに艶やかな瞳
二度と叶わぬ夢を抱え 奈落へ堕ちる下人
薄暗い空見上げ想い馳せる仲秋の下人
二度と叶わぬ夢を抱え また歩き出す愚か者
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