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ねごと
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作詞 それくらいの愛で |
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ねごと
布団の中で丸くなって、つぶやいてみる
寝言とはいえないほど
はっきりとした現実味のある
綺麗な言葉で そっとなぞって。
君の横で 腕に息がかかるくらい
かすかな幸せを、
どうかどうか うばわないでください。
君の横で こんなにも意味があること
知らない世界であたしと君は であったはず。
細かい砂地を裸足で歩いて、
そっと、ぎゅっと
君を後ろからいたずら心で抱きしめれば
どこかに君は連れて行ってくれますか?
一緒に手をつないでくれますか?
話したことのある話題も
静かに聴いていられるのは
君と一緒にいれるだけで 嬉しいのです。
ねごと
夢の中でしか考えられない君との距離は
今じゃこんなに。
両手で表現できないほど広くなって
あたしが誰よりも君を思ってたことも
嘘じゃないくらい 奇跡じゃないくらい
恥ずかしくってはっきりと
綺麗な言葉でなぞりきれないのです。
毛布かぶって
君のねごとを聞けたことも
体温を感じることが出来たことも
それだけで、十分
大好きな時間だったのかもしれない
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